show status route.ipv4

IPv4経路情報の参照

show status route.ipv4

有効なIPv4経路情報を参照する

コマンドの書式

show status route.ipv4

出力例

Flags: C - Connected, M - Miscellaneous, S - Static
       * - System route, ! - inconsistent
Destination        Gateway            Interface Flags  Dist.     Count
default            ppp0               ge0       S*        1      1407108
127.0.0.0/8        loopback           loopback  C*        0      1407108
202.32.17.229/32   ppp0               ppp0      C*        0          0
172.18.0.0/24      ge0                ge0       M*        -          -
202.32.17.229      127.0.0.1          loopback  M*        -          -
202.32.17.229      202.32.17.229      ppp0      M*        -          -
224.0.0.0/4        127.0.0.1          loopback  M*        -          -

説明

項目 項目の意味
Destination 送信先のネットワークアドレス
Gateway

ゲートウェイアドレス またはPoint to Pointインタフェース(ipsec, ppp, pppoe)

  • route.ipv4.[].gateway に discard を設定した場合は 127.0.0.1 が表示されます
Interface ゲートウェイインタフェース
Flags 経路の種別を示すフラグ
C
経路の起源(origin): connected経路
M
経路の起源(origin): システムによる直接管理
  • ルーティングプロトコルや静的経路によって制御されない、動作上必要な経路情報です。マルチキャスト用の経路やループバック経路を含みます
S
経路の起源(origin): 静的経路
!
ルーティングプロセスとシステムとの間で一致しない経路
*
System route(システム経路): 静的経路
  • システムの経路情報として有効な経路です
Dist. 設定されているディスタンス値
  • connected経路(インタフェースに直接割り当てられたアドレス空間に対応する経路)は、常に 0 となります
  • 静的経路として ディスタンス値に255を設定した経路は、システム経路として有効化されません
Count 該当経路が参照された回数
  • パケット単位でカウントされます
  • 経路の設定が変更または削除されると、該当経路のカウントはクリアされます