VMware vAppプロパティで設定する

VMware vCenterが管理するvSphere/ESXi環境にインポートしたSEIL/x86仮想マシンは、vAppプロパティによりプロダクトキーや起動モードを設定できます。

このタスクについて

SEIL/x86 Ayame仮想マシンの起動前に次の初期設定を行う手順を示します。
  1. プロダクトキーのインストール
  2. 起動モードの変更

始める前に

あらかじめ次の準備が必要です。
  • プロダクトキーを入手済みであること
  • 仮想環境の利用方法に従いSEIL/x86 Ayame仮想マシンイメージをESXi環境にインポート済みであること
  • VMware vCenterによる仮想マシン設定の変更操作が可能であること
設定作業は全てVMware vCenterの管理画面上で行います。

手順

  1. vAppオプションを有効化する
    SEIL/x86 Ayameの仮想マシン設定画面にて、vAppオプションが無効化されている場合は有効化してください。
  2. VMware Toolsを有効化する
    vAppオプションの「OVFの詳細」タブにて、「VMware Tools」チェックボックスにチェックしてください。
  3. vAppプロパティを追加する
    vAppオプションの設定画面にて、次のプロパティを追加してください。
    ラベル/キーID 値(プロパティ値)
    PRODUCT_KEY プロダクトキーの文字列
  4. 動作モードを変更する
    SMFv2モードで使用する場合は、vAppオプションの設定画面にて次のプロパティを追加してください。
    ラベル/キーID 値(プロパティ値)
    MODE smfv2
    ヒント:
    スタンドアローンモードで使用する場合は設定不要ですが、値にstandaloneを指定すると、他の手段で設定された動作モードを無視してスタンドアローンモードで起動します。

タスクの結果

以上で初期設定は完了です。
  • スタンドアローンモードで使用する場合は、仮想マシンを起動し、コマンドシェルを利用してコンフィグレーションを行ってください。
  • SMFv2モードで使用する場合は、各サービスのコントロールパネルを利用してコンフィグレーションを行った後に仮想マシンを起動してください。