filter.bridge.ipv6

IPv6ブリッジフィルタを設定する

キー バリュー
filter.bridge.ipv6.[]...
ipv6ブリッジフィルタのルール
設定上限
2048個
filter.bridge.ipv6.[].label
フィルタを識別するためのラベル文字列
<String>
文字数
1-32
  • 設定するとログやステータス参照時の視認性が向上します。動作への影響はありません。
filter.bridge.ipv6.[].action
条件に一致したパケットの処理方法
制約事項:
省略不可
pass
パスする(通過させる)
block
ブロックする(破棄する)
filter.bridge.ipv6.[].interface
インタフェースの条件
制約事項:
省略不可
注:
ブリッジに所属していないインタフェースには適用されません。
any
全てのインタフェース
<Interface>
インタフェース名
  • ge[]|ge*
  • l2tp[]|l2tp*
  • lag[]|lag*
  • vlan[]|vlan*
filter.bridge.ipv6.[].direction
入出力方向の条件
制約事項:
省略不可
in
入力
out
出力
inout
入力または出力
filter.bridge.ipv6.[].source.address
送信元アドレスの条件
<IPv6address>
特定のIPv6アドレス
<IPv6address/Prefixlen>
ネットワーク内のIPv6アドレス
<Interface>
特定のインタフェースが持つIPv6アドレス
  • bridge[]
  • ge[]
  • gre[]
  • lag[]
  • ipsec[]
  • ppp[]
  • pppac[]
  • pppoe[]
  • tunnel[]
  • vlan[]
self
本装置のインタフェースが持ついずれかのIPv6アドレス
デフォルト値
::0/0 (any)
  • プレフィックス長を含む指定は、ホスト部をオール0として扱います。たとえば"fe80::1/64"という指定は"fe80::0/64"とします。
注:
<Interface>およびselfは本装置のアドレスを指すことから、これらを指定したルールはブリッジフィルタの評価適用外となります。一般的な用途においては指定を避けてください。
filter.bridge.ipv6.[].source.hostname
送信元ホスト名(FQDN)の条件
制約事項:
source.address と同時に設定できない
<String>
文字数
1-255
  • "filter."で始まるキーに対し、合計64個までのユニークなFQDNを設定できます。
filter.bridge.ipv6.[].destination.address
送信先アドレスの条件
<IPv6address>
特定のIPv6アドレス
<IPv6address/Prefixlen>
ネットワーク内のIPv6アドレス
<Interface>
特定のインタフェースが持つIPv6アドレス
  • bridge[]
  • ge[]
  • gre[]
  • lag[]
  • ipsec[]
  • ppp[]
  • pppac[]
  • pppoe[]
  • tunnel[]
  • vlan[]
self
本装置のインタフェースが持ついずれかのIPv6アドレス
デフォルト値
::0/0 (any)
  • プレフィックス長を含む指定は、ホスト部をオール0として扱います。たとえば"fe80::1/64"という指定は"fe80::0/64"とします。
注:
<Interface>およびselfは本装置のアドレスを指すことから、これらを指定したルールはブリッジフィルタの評価適用外となります。一般的な用途においては指定を避けてください。
filter.bridge.ipv6.[].destination.hostname
送信先ホスト名(FQDN)の条件
制約事項:
destination.address と同時に設定できない
<String>
文字数
1-255
  • "filter."で始まるキーに対し、合計64個までのユニークなFQDNを設定できます。
filter.bridge.ipv6.[].protocol
プロトコルの条件
<Number>
プロトコル番号
範囲
0-255
<Keyword>
プロトコル名
候補
ip | tcp | udp | ipv6-icmp | igmp | ah | esp
tcpudp
TCPとUDP
tcp-synonly
TCPの接続要求パケット
tcp-established
TCPのセッション確立済みパケット
any
任意のプロトコル
デフォルト値
any
filter.bridge.ipv6.[].source.port
送信元ポート番号の条件
制約事項:
protocol に tcp, udp, tcpudp, tcp-synonly, tcp-established のいずれかの指定が必須
<Number>
ポート番号
範囲
0-65535
<Range>
ポート番号の範囲
  • 範囲の始点と終点のポート番号を"-"で連結して指定します。
デフォルト値
0-65535 (any)
filter.bridge.ipv6.[].destination.port
送信先ポート番号の条件
制約事項:
protocol に tcp, udp, tcpudp, tcp-synonly, tcp-established のいずれかの指定が必須
<Number>
ポート番号
範囲
0-65535
<Range>
ポート番号の範囲
  • 範囲の始点と終点のポート番号を"-"で連結して指定します。
デフォルト値
0-65535 (any)
filter.bridge.ipv6.[].icmp-type
ICMPタイプの条件
制約事項:
filter.ipv6.[].protocol に icmp-v6 の指定が必須
<Number>
ICMPタイプの番号
範囲
0-255
any
全てのICMPタイプ
デフォルト値
any
filter.bridge.ipv6.[].exthdr
Extension Headerの条件
<Number>
Extension Headerの番号
範囲
0-255
none
Extension Headerの有無を条件としない
any
任意のExtension Header
  • Extension Headerを含まないパケットはマッチしません
デフォルト値
none
filter.bridge.ipv6.[].state
動的フィルタの適用
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
disable
filter.bridge.ipv6.[].state.ttl
動的フィルタのTTLの初期値
<Time>
TTLの初期値
範囲 単位
5-999999
デフォルト値
180
注:
一部の通信は設定値によらずTTLの初期値が固定となります。
filter.bridge.ipv6.[].logging
ログの記録
on
記録する
off
記録しない
state-only
動的フィルタステートの生成と消滅のみ記録する
デフォルト値
on

Note

  • 全く同一の条件となる複数のエントリが設定可能ですが、インデックス番号が最小のエントリ以外から反映されたルールは使用されません
  • 動的フィルタのフィルタステートの生成条件としてexthdrを指定できますが、生成されたフィルタステートはexthdrをルールに引き継ぎません。
    • 特定のexthdrのパケットにのみマッチするパスルールの動的フィルタ設定によって生成されたフィルタステートは、特定のexthdrに一致しないパケットもマッチするパスルールとなるため注意が必要です。