ibo

インターネットブレイクアウトを設定する

送信先FQDNパターンによるIPv4静的経路

キーバリュー

route.ipv4.[]...

IPv4静的経路

設定上限

2048

IPアドレスによる静的経路制御と上限を共有します

route.ipv4.[].fqdn.destination: マッチングするFQDNパターン
制約事項:
省略不可

<FQDN>

FQDNパターン

文字数
1-255

"*.example.jp"のようにワイルドカード文字を使用して指定できます。
- 複数のFQDNパターンにマッチする場合は、"*"の右側に最も長くマッチするものを選択します。
"www.example.jp" のようにワイルドカード文字を使用しない場合は、完全一致の指定とみなします。
国際化ドメインにはマッチしません。

route.ipv4.[].gateway: 経路のゲートウェイ
制約事項:
省略不可

<IPv4address>

IPv4アドレス

<Interface>

インタフェース名

gre[]
ipsec[]
ppp[]
pppoe[]
tunnel[]

dhcp

DHCPで取得する

注:

いずれかのインタフェースでDHCPクライアントが使用される必要があります。

discard

転送せず破棄する

route.ipv4.[].distance: 経路のdistance

<Number>

範囲
1-255

デフォルト値: 1

route.ipv4.[].keepalive.service: 経路の監視

enable: 有効化
disable: 無効化

デフォルト値: disable

注:

次に一致する経路は監視を有効化できません。

...gateway にdiscard、ppp[]、pppoe[]を指定する経路

route.ipv4.[].keepalive.target

監視対象アドレス

制約事項:

...keepaliveをenableとし、かつ、...gatewayにipsec[]、gre[]、tunnel[]を指定する場合は省略できません。通常は対向側LAN内のIPアドレスを指定してください。

<IPv4address>: IPv4アドレス

デフォルト値: 経路のゲートウェイのIPアドレス

送信先FQDNパターンによるIPv6静的経路

キーバリュー

route.ipv6.[]...

IPv6静的経路

設定上限

2048

IPアドレスによる静的経路制御と上限を共有します

route.ipv6.[].fqdn.destination: マッチングするFQDNパターン
制約事項:
省略不可

<IPv6Networkaddress/Prefixlen>: IPv6ネットワークアドレスとプレフィックス長

route.ipv6.[].gateway: 経路のゲートウェイ
制約事項:
省略不可

<IPv6address>

IPv6アドレス

<Interface>

インタフェース名

gre[]
ipsec[]
ppp[]
pppoe[]
tunnel[]

router-advertisement

ルータ広告から取得したゲートウェイ

注:

いずれかのインタフェースでルータ広告受信機能が使用される必要があります。

discard

転送せず破棄する

route.ipv6.[].distance: 経路のdistance値

<Number>

範囲
1-255

デフォルト値: 1

route.ipv6.[].keepalive.service: 経路の監視

enable: 有効化
disable: 無効化

デフォルト値: disable

注:

次に一致する経路は監視を有効化できません。

...gateway にdiscard、router-advertisement、ppp[]、pppoe[]を指定する経路

route.ipv6.[].keepalive.target: 監視対象アドレス

<IPv6address>: IPv6アドレス

デフォルト値: 経路のゲートウェイのIPアドレス

注:

...keepaliveをenableとし、かつ、...gatewayにipsec[]、gre[]、tunnel[]を指定する場合は省略できません。通常は対向側LAN内のIPアドレスを指定してください。

外部情報に基づくインターネットブレイクアウト

キーバリュー

ibo.server.[]...

インターネットブレイクアウトの設定

設定上限: 1

ibo.server.[].type: 利用サービスの種類
制約事項:
省略不可

office365: Microsoft Office 365
xrm: IIJクラウドナビゲーションデータベース

ibo.server.[].url: 利用サービスが指定するAPIエンドポイントのURL

<URL>

文字数
1-128

httpまたはhttpsを使用できます。

注:

"...type : office365" を設定する場合: 設定不要です。
"...type : xrm" を設定する場合: 利用サービスが指定するURLを設定してください。

デフォルト値: https://endpoints.office.com/endpoints/worldwide

ibo.server.[].subscription-key: 利用サービスが指定するAPIサブスクリプションキー

<String>

文字数
1-64

注:

"...type : office365" を設定する場合: 設定できません。
"...type : xrm" を設定する場合: 利用サービスが指定する文字列を設定してください。

デフォルト値: なし

ibo.server.[].customer-key: 利用サービスが指定する認証キー

<String>

文字数
1-64

注:

"...type : office365" を設定する場合: 設定できません。
"...type : xrm" を設定する場合: 利用サービスが指定する文字列を設定してください。

デフォルト値: なし

ibo.server.[].ipv4.[]...

外部情報に基づくIPv4 IBOのゲートウェイの設定

設定上限: 8

ibo.server.[].ipv4.[].gateway: 経路のゲートウェイ
注:
IPv4またはIPv6のゲートウェイを一方または両方設定する必要があります。

<IPv4address>

IPv4アドレス

<Interface>

インタフェース名

gre[]
ipsec[]
ppp[]
pppoe[]
tunnel[]

dhcp

DHCPで取得したゲートウェイ

注:

いずれかのインタフェースでDHCPクライアントが使用される必要があります。

discard

転送せず破棄する

ibo.server.[].ipv4.[].distance: 経路のdistance

<Number>

範囲
1-255

デフォルト値: 1

ibo.server.[].ipv4.[].keepalive.service: 経路の監視

enable: 有効化
disable: 無効化

デフォルト値: disable

ibo.server.[].ipv4.[].keepalive.target

監視対象アドレス

制約事項:

...keepaliveをenableとし、かつ、...gatewayにppp[]、pppoe[]、tunnel[]、 ipsec[]を指定する場合は省略できません。

<IPv4address>: IPv4アドレス

デフォルト値: 経路のゲートウェイのIPアドレス

ibo.server.[].ipv6.gateway: 経路のゲートウェイ
注:
IPv4またはIPv6のゲートウェイを一方または両方設定する必要があります。

<IPv6address>

IPv6アドレス

<Interface>

インタフェース名

pppoe[]
ppp[]

router-advertisement

ルータ広告から取得したゲートウェイ

注:

いずれかのインタフェースでルータ広告受信機能が使用される必要があります。

discard

転送せず破棄する

ibo.server.[].ipv6.distance: 経路のdistance値

<Number>

範囲
1-255

デフォルト値: 1

ibo.server.[].ipv6.keepalive.service: 経路の監視

enable: 有効化
disable: 無効化

デフォルト値: disable

注:

次に一致する経路は監視を有効化できません。

...gateway にdiscard、router-advertisement、ppp[]、pppoe[]を指定する経路

ibo.server.[].ipv6.keepalive.target: 監視対象アドレス

<IPv6address>: IPv6アドレス

デフォルト値: 経路のゲートウェイのIPアドレス

注:

...keepaliveをenableとし、かつ、...gatewayにipsec[]またはtunnel[]を指定する場合は省略できません。通常は対向側LAN内のIPアドレスを指定してください。

後方互換性のための設定

外部情報に基づくインターネットブレイクアウトの設定は、古いバージョンのファームウェアでは同一の経路に複数のゲートウェイを設定できず、書式が異なります。

ibo.server.[].ipv4.[].keyword 形式のパラメータ（前項）と、ibo.server.[].ipv4.keyword形式のパラメータは同時に設定できません。

キーバリュー

ibo.server.[].ipv4.gateway: 経路のゲートウェイ
注:
IPv4またはIPv6のゲートウェイを一方または両方設定する必要があります。

<IPv4address>

IPv4アドレス

<Interface>

インタフェース名

gre[]
ipsec[]
ppp[]
pppoe[]
tunnel[]

dhcp

DHCPで取得したゲートウェイ

注:

いずれかのインタフェースでDHCPクライアントが使用される必要があります。

discard

転送せず破棄する

ibo.server.[].ipv4.distance: 経路のdistance

<Number>

範囲
1-255

デフォルト値: 1

ibo.server.[].ipv4.keepalive.service: 経路の監視

enable: 有効化
disable: 無効化

デフォルト値: disable

ibo.server.[].ipv4.keepalive.target

監視対象アドレス

制約事項:

...keepaliveをenableとし、かつ、...gatewayにppp[]、pppoe[]、tunnel[]、 ipsec[]を指定する場合は省略できません。

<IPv4address>: IPv4アドレス

デフォルト値: 経路のゲートウェイのIPアドレス