interface.bridge[]

ブリッジを設定する

ブリッジインタフェース

ブリッジグループの構成を管理する論理インタフェースです。

コンフィグパラメータ
interface.bridge[]...
設定数とインタフェース名
1. 設定数とインタフェース名
機種 設定上限 インタフェース名
SEIL/X4 32個 bridge0 - bridge31
SEIL/x86 Ayame 32個 bridge0 - bridge31
SEILアプライアンスシリーズ CA10 32個 bridge0 - bridge31

ブリッジ仮想イーサネットインタフェース

キー バリュー
interface.bridge[].member.[]...
ブリッジインタフェースごとのポート構成
設定上限
なし
interface.bridge[].member.[].interface
所属ポートに加えるインタフェース
制約事項:
省略不可
<Interface>
インタフェース名
  • ge[]
  • l2tp[]
  • lag[]
  • vlan[]
注:
各インタフェースは複数のブリッジに所属できません
interface.bridge[].member.[].protection
所属ポートのポートプロテクション
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
disable
interface.bridge[].ipv4.address
インタフェースのIPv4アドレス
<IPv4address/Prefixlen>
IPv4アドレスとプレフィックス長
dhcp
DHCPによる自動構成
interface.bridge[].ipv4.alias.[].address
インタフェースのIPv4エイリアスアドレス
設定上限
3個
<IPv4address/Prefixlen>
IPv4アドレスとプレフィックス長
dhcp
DHCPによる自動構成
interface.bridge[].mtu
MTUの変更
制約事項:
  • ブリッジメンバーにGEインタフェースを含む場合は各インタフェースに同じ値を設定しなければならない
<Size>
MTU値
範囲 単位
1280-1600 Octet
デフォルト値
1500
interface.bridge[].ipv4.tcp-mss
IPv4のTCP MSS調整
<Size>
TCP MSS値
範囲 単位
32-32767 Octet
auto
TCP MSS値の調整値を自動設定する
none
調整しない
デフォルト値
none
interface.bridge[].ipv6.address
インタフェースのIPv6アドレス
<IPv6address/Prefixlen>
IPv6アドレスとプレフィックス長
router-advertisement
ルータ広告を利用する
dhcp6
DHCPv6のIA_NAを利用する
interface.bridge[].ipv6.alias.[].address
インタフェースのIPv6エイリアスアドレス
設定上限
7個
<IPv6address/Prefixlen>
IPv6アドレスとプレフィックス長
router-advertisement
ルータ広告を利用する
dhcp6
DHCPv6のIA_NAを利用する
interface.bridge[].ipv6.router-advertisement.interface-id
ルータ広告受信時にIPv6アドレスの生成に使用するインタフェースID
制約事項:
  • ...ipv6.addressまたは...ipv6.alias.[].addressキーにrouter-advertisementを指定する必要がある
<Number>
インタフェースID
範囲
::1-::ffff:ffff:ffff:ffff
interface.bridge[].ipv6.tcp-mss
IPv6のTCP MSS調整
<Size>
TCP MSS値
範囲 単位
32-32767 Octet
auto
TCP MSS値の調整値を自動設定する
none
調整しない
デフォルト値
none
interface.bridge[].link-state-sync.[].interface
インタフェースのリンク状態の同期元
設定上限
32個
<Interface>
インタフェース名
  • ge[]
  • lag[]
  • vlan[]
interface.bridge[].description
インタフェースの説明
ヒント:
用途等を把握しやすくするための文字列を設定できます。動作に影響しません。
<String>
文字数
0-64

VRFの設定

キー バリュー
interface.bridge[].vrf
インタフェースを割り当てるVRF
<Number>
VRF ID
範囲
0-15
デフォルト値
0

Note

  • DHCPクライアント機能は全インタフェース中で一つのインタフェースにのみ設定可能です。
  • IPv4アドレスを設定する場合は、エイリアスアドレスのみを設定することはできません。エイリアスアドレスには2番目以降のIPアドレスを設定してください。
  • エイリアスアドレスを含めて複数のIPv4アドレスが設定されている場合、パケットの送信時に使用するアドレスは次のようになります。
    • ネットワークアドレスが異なるIPv4アドレスの場合、送信先ネットワークに属するアドレスを選択します。
    • 送信先ネットワークに属するアドレスが複数設定されている場合は、...ipv4.addressに設定されたアドレスを優先し、エイリアス同士の場合は...ipv4.alias.[].address の設定のインデックス番号が若いアドレスを選択します。
  • IPv6リンクローカルアドレスは起動時に自動的に設定されます。

プロトコルベースフォワーディング

キー バリュー
interface.bridge[].forward.ipv4
IPv4パケットのブリッジ転送
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
enable
  • ARPを含む
interface.bridge[].forward.ipv6
IPv6パケットのブリッジ転送
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
enable
interface.bridge[].forward.pppoe
PPPoEパケットのブリッジ転送
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
enable
  • PPPoE Discovery stageを含む
interface.bridge[].forward.other
IPv4,IPv6,PPPoE以外のパケットのブリッジ転送
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
enable