MACアドレスフィルタ(デフォルト・パス)

MACアドレスフィルタを動作させるために必要なコンフィグパラメータの設定例

このタスクについて

デフォルトルールをパスとし、ブロックするMACアドレスを個別に指定します。

手順

  1. 設定情報の用意
    項目 設定内容
    適用インタフェース wlan0
    設定するMACアドレス
    パス
    • any
    ブロック
    • 00:00:5e:00:53:01
    • 00:00:5e:00:53:02
    その他 00:00:5e:00:53:02についてはログを記録する
  2. 設定例
    macfilter.entry.0.address   : any
    macfilter.entry.0.interface : wlan0
    macfilter.entry.0.action    : pass
    
    macfilter.entry.1.address   : 00:00:5e:00:53:01
    macfilter.entry.1.interface : wlan0
    macfilter.entry.1.action    : block
    
    macfilter.entry.2.address   : 00:00:5e:00:53:02
    macfilter.entry.2.interface : wlan0
    macfilter.entry.2.action    : block
    macfilter.entry.2.logging   : on
    • "address : any" を指定したルールは、他のルールにマッチしない場合のデフォルトルールになります。
  3. ステータスを確認する
    コマンド
    show status macfilter
    Interface   Mac address        Action   Log      Matched     Source
    ----------  -----------------  -------  -------  ----------  ------------------------------
    wlan0       any                pass     off          103456  static (0)
    wlan0       00:00:5e:00:53:01  block    off             101  static (1)
    wlan0       00:00:5e:00:53:02  block    on             1459  static (2)
    • wlan0インタフェースに入力されたイーサネットフレームは、ブロック指定された送信元MACアドレス以外であるとパスします。
    • wlan0以外のインタフェースでも同様にフィルタを適用するには、インタフェースごとに設定してください。