route.ipv4

IPv4静的経路制御を設定する

静的経路の設定

キー バリュー
route.ipv4.[]...
IPv4静的経路
設定上限
512
route.ipv4.[].destination
経路の宛先ネットワーク
制約事項:
省略不可
<IPv4Networkaddress/Prefixlen>
IPv4ネットワークアドレスとプレフィックス長
default
デフォルト経路
route.ipv4.[].gateway
経路のゲートウェイ
制約事項:
省略不可
<IPv4address>
IPv4アドレス
<Interface>
インタフェース名
  • ipsec[]
  • pppoe[]
  • ppp[]
  • rac[]
  • tunnel[]
dhcp
DHCPで取得する
注:
いずれかのインタフェースでDHCPクライアントが使用される必要があります。
discard
転送せず破棄する
route.ipv4.[].distance
経路のdistance
<Number>
範囲
1-255
デフォルト値
1
route.ipv4.[].keepalive.service
経路の監視
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
disable
注:
次に一致する経路は監視を有効化できません。
  • ...gatewaydiscardppp[]pppoe[]を指定する経路
route.ipv4.[].keepalive
経路の監視
enable
有効化
disable
無効化
デフォルト値
disable
注:
非推奨のキーです。互換性のために設定可能ですが、route.ipv4.[].keepalive.service の使用を推奨します。
route.ipv4.[].keepalive.target
監視対象アドレス
制約事項:
  • ...keepaliveenableとし、かつ、...gatewayipsec[]tunnel[]を指定する場合は省略できません。通常は対向側LAN内のIPアドレスを指定してください。
<IPv4address>
IPv4アドレス
デフォルト値
経路のゲートウェイのIPアドレス
route.ipv4.[].keepalive.send-interval
監視パケット送信間隔
<Interval>
範囲 単位
5-120
デフォルト値
30
ヒント:
監視タイムアウト直後の監視パケットは設定値によらず5秒後に送信します。
route.ipv4.[].keepalive.timeout
監視タイムアウト
<Time>
範囲 単位
1-5
デフォルト値
1
route.ipv4.[].keepalive.down-count
経路ダウン判定回数
<Number>
範囲
1-10
デフォルト値
3
route.ipv4.[].keepalive.up-count
経路アップ判定回数
<Number>
範囲
1-10
デフォルト値
1
route.ipv4.[].keepalive.source.address
監視パケット送信元アドレス
<IPv4address>
IPv4アドレス
  • 省略した場合はパケットを送出するインタフェースのアドレスを使用します

自動取得するDNSのホスト経路を設定するコンフィグパラメータ

DHCPまたはIPCPで自動取得するDNSサーバアドレスを宛先とする静的経路を設定できます。

デフォルト経路をVPN等へ向けながら、動的なDNSアドレスへの経路をインターネットへ向ける必要がある場合などに使用します。

取得したDNSアドレス毎にプレフィックス長32のホスト経路が追加されます。

キー バリュー
route.ipv4.[].dns.destination
DNSアドレスの取得方法
制約事項:
省略不可
dhcp
DHCPで取得したDNSアドレス
ipcp
IPCPで取得したDNSアドレス
注:
RASクライアントインタフェースのIPCPで取得したDNSアドレスは除外されます。
route.ipv4.[].gateway
経路のゲートウェイ
制約事項:
省略不可
<IPv4address>
IPv4アドレス
<Interface>
インタフェース名
  • ipsec[]
  • pppoe[]
  • ppp[]
  • rac[]
  • tunnel[]
dhcp
DHCPで取得する
注:
いずれかのインタフェースでDHCPクライアントが使用される必要があります。
discard
転送せず破棄する
route.ipv4.[].distance
経路のdistance
<Number>
範囲
1-255
デフォルト値
1

Note

  • route.ipv4.[].destination が同一の経路は、route.ipv4.[].distance が最小の経路を選択します。
  • route.ipv4.[].destination と route.ipv4.[].distance の値が両方とも一致する経路はイコールコストマルチパス経路として扱います。
  • 経路表のConnected経路と、ネットワークアドレスが重複する静的経路を設定しないでください。
    • DHCPクライアント機能を使用するとき、DHCPでの取得が予測されるアドレス情報とネットワークアドレスが重複する静的経路を設定しないよう注意してください。