コンフィグ取得可否のテスト
サービスアダプタがサービスホストからコンフィグを取得可能なインターネットアクセス回線であるかテストする手順を説明します。※このテストが失敗する環境ではSACMを利用できません。
このタスクについて
サービスホストからのコンフィグ取得が可能であるか確認することで、インターネットアクセス回線の正常性あるいはSACMでの利用可否をテストできます。
ヒント:
コンフィグの取得可否はコンフィグの妥当性の影響を受けません。コンフィグが未設定であっても、取得可否がテストできます。
始める前に
- テスト対象の装置のDistribution IDがSACMに登録済みであるものとします。
- 次のいずれかのインターネットアクセス回線が必要です。
- SACMがサポートするIPv4 PPPoEインターネット接続サービス
- DHCPを利用可能なIPv4 IPoEインターネット接続サービス
- ルータ広告を利用可能な IPv6 IPoEインターネット接続サービス
- IIJmobileサービスが提供し、本装置がサポートするモバイルデータ通信端末
- インターネットを利用可能なLAN環境(DHCPまたはルータ広告を利用可能であること)
注:本装置が工場出荷状態でない場合は初期化してください。テストが失敗する原因になります。
手順
- インターネットアクセス回線に本装置を接続する
- イーサネット回線の場合はGE0ポートに回線終端装置や上位ネットワークへのスイッチを接続してください。
- モバイル回線の場合はUSB0ポートにモバイルデータ通信端末を接続してください。
- 本装置の電源をONにする
- ステータスLEDがLS-PULLおよびRS-PULLの状態を示すことを確認してください。
- イーサネット回線の場合はGE0ポートが適切なメディアタイプでリンクアップしているか確認してください。
- モバイル回線の場合はUSB0ポートのLEDおよびモバイルデータ通信端末のLED点灯状況が正常であるか確認してください。
- SACMコントロールパネルの「イベント」サブタブを確認する
- 「サービスアダプタによるコンフィグ取得」が1回以上記録されていればテスト成功です。
- 詳細情報サブタブのコンフィグ反映状態にはコンフィグ取得済みが表示されます。