Appendix: IEEE 802.11におけるReasonコード

"show stauts wlan.client.event"や"show status wlan.client.table"のREASONとして出力される値の一覧

REASONの値には、IEEE 802.11-2012の8.4.1.7 "Reason Code field"におけるTable 8-36 "Reason codes"にて定義されたものを用いています。

ここでは、これらのうち主要な切断理由について掲載します。

Reason code IEEE 802.11での定義 意味 本装置における扱い(特記事項がある場合)
0 Reserved 予約された値 ASSOCやREASSOCなどで"REASONなし"を示すために0を用いる場合がある
1 Unspecified reason 不明な理由
2 Previous authentication no longer valid 失効した古い認証情報を用いた
3 Deauthenticated because sending STA is leaving (or has left) IBSS or ESS 当該無線LANクライアントが、無線LANネットワークから離脱しようとしている(または離脱した)
4 Disassociated due to inactivity 非アクティブ状態(一定時間通信が無い)となった
5 Disassociated because AP is unable to handle all currently associated STAs アクセスポイントがこれ以上のクライアントを接続させられない
6 Class 2 frame received from nonauthenticated STA 認証していないクライアントからL2フレームを受信した
7 Class 3 frame received from nonassociated STA 認証していないクライアントからL3フレームを受信した
8 Disassociated because sending STA is leaving (or has left) BSS 無線LANクライアントが、アクセスポイントから離脱しようとしている(または離脱した)