show status wlan.client...

無線LANクライアントの情報の参照

show status wlan.client.count

各SSIDに接続中の無線LANクライアント数を参照する

コマンドの書式

show status wlan.client.count

有効な無線LANインタフェースに設定されているSSIDごとに、接続中の無線LANクライアント数を表示します。

出力例

SSIDforWLAN0: 3
SSIDforWLAN2: 5

show status wlan.client.count.wlan[]

指定した無線LANインタフェース接続中の無線LANクライアント数を参照する

コマンドの書式

show status wlan.client.count.wlan[]

指定した無線LANインタフェースに設定されている有効なSSIDごとに、接続中の無線LANクライアント数を表示します。

出力例

SSIDforWLAN0: 3

show status wlan.client.event.wlan[]

無線LANクライアントの接続・切断イベントの履歴の参照

コマンドの書式

show status wlan.client.event.wlan[]

指定した無線LANインタフェースで発生した接続・切断イベントの履歴を表示します。

イベントは無線LANインタフェースごとに最近の512エントリが保存されます。

出力例

Current Date: 2012/01/01 21:54:07
 
4 events
[MAC Address]        <EVENT>      <REASON> <RSSI> <DATE>
00:00:5e:00:53:46    ASSOC        0        45     2012/01/13 02:42:11
00:00:5e:00:53:12    ASSOC        0        50     2012/01/13 02:42:12
00:00:5e:00:53:46    DISASSOC     8        33     2012/01/13 02:42:13
00:00:5e:00:53:46    ASSOC        0        28     2012/01/13 02:42:14
 
Signal Level:
<RSSI>  0- 19 -> Very Low
<RSSI> 20- 34 -> Low
<RSSI> 35- 44 -> Mid
<RSSI> 45- 99 -> High
項目 意味 備考
Current Date 現在の日時
[MAC Address] イベントの要因となるMACアドレス
<REASON> 最後に発生したイベントに付随するReason Code
ASSOC / REASSOC
17:設定(max-client)による最大接続数を超えたことによる接続拒否
DEAUTH / DISASSOC
2:認証情報の不備、または、対象のクライアントへの送信リトライが規定回数に達した
他の場合は0が表示されます。
<EVENT> 接続切断のイベント種別文字列

以下の文字列のいずれかが表示されます。

ASSOC
クライアントが接続
DISASSOC
クライアントから切断された(Disassiciation Request)
DEAUTH
クライアントから切断された(Deauthentication Request)
REASSOC
クライアントが再接続
AP-DISASSOC
APがクライアントを切断(AP機能の停止時や、Association未成立の段階で通信を試みた場合)
AP-DEAUTH
APがクライアントを切断(認証の不備等)
<RSSI> イベント発生時にクライアントから受けたフレームの電波強度 0-99の範囲で表示します。
<DATE> 当該イベントが発生した時刻

Note

ASSOC/REASSOCは、認証成功(4-wayハンドシェイクが成立する)まで進行しない場合でも発生するため、一般的な観点での「接続成功」を示すイベントではありません。認証に失敗した場合は直後にAP-DEAUTHが発生します。

show status wlan.client.bytes.type.wlan[]

無線LANクライアント毎のタイプ別送受信バイト数を参照する

コマンドの書式

show status wlan.client.bytes.type.wlan[]

指定した無線LANインタフェースに接続中のクライアントごとに、タイプ別の送受信バイト数を表示します。

出力例

Current Date: 2012/01/01 09:02:11
 
<ADDR>                          <MGMT>               <CTRL>               <DATA>             
00:00:5e:00:53:46 (TX)                          2846                   20                 9880
                  (RX)                          2038                   20                 9880
00:00:5e:00:53:12 (TX)                          6875                    0                 3654
                  (RX)                          6494                    0                 3654
項目 意味 備考
Current Date 現在の日時
<ADDR> 無線LANクライアントのMACアドレス
(TX)
送信フレーム
(RX)
受信フレーム
<MGMT> マネジメントフレームの総バイト数 最大値(18446744073709551615)を超えると0に戻ります。
<CTRL> コントロールフレームの総バイト数 最大値(18446744073709551615)を超えると0に戻ります。
  • ハードウェア処理されたコントロールフレームは計上されません
<DATA> データフレームの総バイト数 最大値(18446744073709551615)を超えると0に戻ります。

show status wlan.client.packets.type.wlan[]

無線LANクライアント毎のタイプ別送受信フレーム数を参照する

コマンドの書式

show status wlan.client.packets.type.wlan[]

指定した無線LANインタフェースに接続中のクライアントごとに、タイプ別の送受信フレーム数を表示します。

出力例

Current Date: 2012/01/01 09:02:11
 
<ADDR>                          <MGMT>               <CTRL>               <DATA>             
00:00:5e:00:53:46 (TX)                            55                    1                   74
                  (RX)                            52                    1                   74
00:00:5e:00:53:12 (TX)                           144                    0                   74
                  (RX)                           142                    0                   74
項目 意味 備考
Current Date 現在の日時
<ADDR> 無線LANクライアントのMACアドレス
(TX)
送信フレーム
(RX)
受信フレーム
<MGMT> マネジメントフレーム数 最大値(18446744073709551615)を超えると0に戻ります。
<CTRL> コントロールフレーム数 最大値(18446744073709551615)を超えると0に戻ります。
  • ハードウェア処理されたコントロールフレームは計上されません
<DATA> データフレーム数 最大値(18446744073709551615)を超えると0に戻ります。

show status wlan.client.table.wlan[]

無線LANクライアントに最近発生したイベントを参照する

コマンドの書式

show status wlan.client.table.wlan[]

無線LANクライアントのMACアドレスを識別子として512エントリまで保存されます。上限を超える場合は、最後に発生したイベントが最も古いエントリが削除されます。

出力例

Current Date: 2012/01/13 02:45:51
 
3 clients
[MAC Address]        <EVENT>      <REASON> <RSSI> <DATE>
00:00:5e:00:53:12    ASSOC        0        50     2012/01/13 02:42:11
00:00:5e:00:53:69    AP-DEAUTH    8        43     2012/01/13 02:42:12
00:00:5e:00:53:46    ASSOC        0        33     2012/01/13 02:42:13
 
Signal Level:
<RSSI>  0- 19 -> Very Low
<RSSI> 20- 34 -> Low
<RSSI> 35- 44 -> Mid
<RSSI> 45- 99 -> High
項目 意味 備考
Current Date 現在の日時
[MAC Address] 接続したことのあるMACアドレス
<LAST EVENT> このMACアドレスについて最後に発生したイベント

以下の文字列のいずれかが表示されます。

ASSOC
クライアントが接続
DISASSOC
クライアントから切断された(Disassiciation Request)
DEAUTH
クライアントから切断された(Deauthentication Request)
REASSOC
クライアントが再接続
AP-DISASSOC
APがクライアントを切断(AP機能の停止時や、Association未成立の段階で通信を試みた場合)
AP-DEAUTH
APがクライアントを切断(認証の不備等)
<REASON> 最後に発生したイベントに付随するReason Code
ASSOC / REASSOC
17:設定(max-client)による最大接続数を超えたことによる接続拒否
DEAUTH / DISASSOC
2:認証情報の不備、または、対象のクライアントへの送信リトライが規定回数に達した
他の場合は0が表示されます。
<RSSI> イベント発生時にクライアントから受けたフレームの電波強度 0-99の範囲で表示します。
<DATE> 最後にイベントが発生した時刻

show status wlan.client.verbose.wlan[]

無線LANクライアントの詳細情報を参照する

コマンドの書式

show status wlan.client.verbose.wlan[]

指定した無線LANインタフェースに接続中の無線LANクライアントの詳細情報を表示します。

出力例

Current Date: 2012/01/02 06:49:23
  
[wlan0]
<MAC Address>     <ASSOCID> <RSSI> [ 0  1  2  ] <STREAM> <MODE> <CHWIDTH> <RX RATE> <TX RATE> <ELAPSED ASSOC TIME>
00:00:5e:00:53:aa         2     43 [ 43 43 43 ]      1:1 LEGACY        20        6M        6M                   92
00:00:5e:00:53:bb         4     47 [ 47 47 47 ]      3:3    VHT        20        6M        6M                   91
項目 意味 備考
Current Date 現在の日時
<MAC Address> MACアドレス
<ASSOCID> アソシエーションID
<RSSI> 最後に受信したフレームの電波強度 0-99の範囲で表示します。
[ 0 1 2 ] 最後に受信したフレームのアンテナごとの電波強度 機種によりアンテナ数が異なり、値の表記は<RSSI>に準じます。
SA-W1
2.4GHz帯:2本
SA-W2
2.4GHz帯:2本
5GHz帯:3本
SA-W2L
2.4GHz帯:3本
5GHz帯:3本
<STREAM> アンテナ数およびストリーム数 「送信アンテナ数:受信アンテナ数」のように表示します。
  • APが802.11a/b/gモードで動作している場合または802.11a/b/gのみ対応のクライアントの場合は"1:1"となります
<MODE> 接続モード
LEGACY
802.11a/b/g
HT
802.11n
VHT
802.11ac
<CHWIDTH> チャネル幅(MHz) 20, 40, 80のいずれかを表示します。
<RX RATE> 最後に受信したフレームの転送レート(Mbps)

値が正常に取得できない場合は0Mbpsとなることがあります。

<TX RATE> 最後に送信したフレームの送信レート(Mbps) 値が正常に取得できない場合は0Mbpsとなることがあります。
<ELAPSED ASSOC TIME> 接続後の経過時間(秒)