interface.ipsec[].floatlink

フロートリンクを使用してルーティングベースIPsecを構成する場合のコンフィグパラメータ

IPsecインタフェース

IPsec/IKEプロトコルにより、ルーティングベースIPsecのトンネルを構成する論理インタフェースです。

コンフィグパラメータ
interface.ipsec[]...
設定数とインタフェース名
1. 設定数とインタフェース名
機種 設定上限 インタフェース名
  • SA-W2
  • SA-W2L
  • 64個
  • ipsec0 - ipsec63

IPsecインタフェースの設定

制約

  • [1]フロートリンクを利用して複数のインタフェースを設定する場合、floatlink.address-family, floatlink.my-node-id, floatlink.key のバリューが全て一致するインタフェースは、floatlink.my-addressも一致させる必要があり、指定したインタフェースが異なる場合はエラーとなります。

フロートリンクのノードIDについて

ノードIDは任意の文字列を使用できますが、SAコードをノードIDとすることを推奨します。

また、複数のインタフェースでフロートリンクを使用し、かつ、それぞれ異なる接続元IPアドレス(floatlink.my-address で指定するインタフェース)を使用する場合は、SAコードとfloatlink.my-addressの値を組み合わせたノードIDとすることを推奨します。これによりノードIDごとに接続元IPアドレスを一つだけフロートリンクのネームサーバに登録することになります。

インタフェース名 floatlink.my-address の値 floatlink.my-node-id の例
ipsec0 pppoe0 tsw30000000-pppoe0
ipsec1 pppoe0 tsw30000000-pppoe0
ipsec2 wwan0 tsw30000000-wwan0
tunnel0 pppoe0 tsw30000000-pppoe0
tunnel1 ge0 tsw30000000-ge0

Note

  • IPsecインタフェースのキーの設定が変更されると、当該インタフェースのIPsec/IKE接続は一旦切断され再接続を試みます。