PPPoE
NTTフレッツなどPPPoE接続サービスを利用するための機能です。
項目 | 値 |
---|---|
セッションの上限 | 8 |
NCP | IPCP, IPv6CP |
認証方式 | 自動選択(CHAPまたはPAP) |
機能 | IPv4 | IPv6 | 備考 |
---|---|---|---|
PPPoE | ○ | ○ |
機能 | 状態 | 備考 |
---|---|---|
PPPoE | 無効 |
注:
PPPoE接続に使用するONUやADSLモデムはGE0ポートに接続してください。
対応するIPv4アドレスの設定方式
- IPアドレス動的割り当て
- IPアドレス固定割り当て
- IPアドレスネットワーク型払い出し(IP Unnumbered)
注:
IPv4アドレスの払い出し方式は、利用するインターネット接続サービスの提供元(ISP)にお問い合わせください。
対応するIPv6アドレスの設定方式
- IPv6CPによる自動取得(動的/静的)
- コンフィグに直接設定(静的)
注:
IPv6アドレスの設定方式は、利用するインターネット接続サービスの提供元(ISP)にお問い合わせください。
認証方式の自動選択
認証方式は、接続先からの要求に合わせた方式(CHAPまたはPAP)を使用します。
LCPキープアライブ
- キープアライブパケット(LCP Echo)を一定間隔で送信し、3回連続でキープアライブに応答が無い場合にPPPの再接続を試みます。
- キープアライブパケットの送信間隔は設定により変更できます。また、キープアライブが不要の場合は無効化できます。
- 切断後は6秒間隔で再接続を試行します。
MTU/MRU
- LCPのMRUオプションで自身のMTUを通知します。 MTU値は LCP で交換される MRU オプションのうち、小さい値を設定する
- 自身のMTUと通知されたMRUを比較し、小さい方の値をセッションのMTUとします。
TCP MSS調整
インタフェースの入出力パケットのTCP MSS値を調整することができます。詳細は「TCP MSS調整機能」を参照してください。
残留PPPoEセッションの切断
電源OFF/ON直後に一定時間PPPoE接続が失敗する事象を回避するため、未知のセッションIDのPPPoEフレームを受信したとき、送信元に切断要求(PADT)を返します。
ヒント:
PPPoE接続中に電源OFF/ONを行うとPPPoEサーバに切断が通知されないため、サーバ側はクライアントの不在を判断するまでの期間セッション情報を保持します。この残留セッションによって、同一ユーザIDによる新規接続が拒否されることがあります。そこで本装置は、サーバがセッション保持期間中に送信するキープアライブパケットなどに対して切断要求を送信し、サーバ側に残留セッションのクリアを促します。
- 受信したPPPoEフレームの送信先MACアドレスが受信インタフェースのMACアドレスと一致し、かつ、同一セッションIDのPPPoEセッションを保持していない場合に切断要求を送信します。