OSPFv3
IPv6ネットワークにおいて、OSPFv3による動的経路制御機能を提供します。
機能概要
OSPF for IPv6 (RFC2328)に従って動作します。注:
- virturl-linkをサポートしません。
- OSPF NSSA option (RFC1587) をサポートしません。
- OSPF Opaque-LSA option (RFC2370) をサポートしません。
- 認証機能 (RFC4552) をサポートしません。
- Equal-Cost MultiPathに対応します。
- AS-External-LSAのforwarding addressを設定しません。
経路再配布
経路再配布によって次の経路をAS-External経路として広告できます。- Connected経路
- 静的経路
- RIP
また、経路再配布による広告時に次の情報を経路の再配布元毎に設定できます。
- type of external metric
- metric
OSPFプロセスの動作
- router-id および一つ以上のリンクが設定されると、OSPFプロセスが始動します。
- インタフェースをpassive-interfaceとして設定すると、OSPFのパケット送信を抑制できます。
- OSPFプロセスの動作中にrouter-idが変更されたると、OSPFプロセスは再始動します。
- OSPFプロセスが停止すると、OSPFによって経路表に追加された経路は全て削除されます。