コンフィグの保存と読み込み

Shellシェル操作によるコンフィグの保存と読み込みについて説明します。

コンフィグの出力先

本装置は次の出力先にコンフィグを保存(書き出し)できます。
  • 内部ストレージ(スタンドアローンモードでの起動時に読み込むコンフィグ)
  • 標準出力
  • リモートホスト(指定URLへのアップロード。ftp, tftp, scp に対応)

コンフィグの入力元

本装置は次の入力元からコンフィグを読み込み、動作に反映できます。
  • 内部ストレージ(保存済みのコンフィグを反映することで、変更して動作中のコンフィグを破棄する)
  • 標準入力
  • リモートホスト(指定URLからのダウンロード。ftp, tftp, scp, http, https に対応)
起動時に内部ストレージ以外からコンフィグを読み込むことはできません。
注:
  • スタンドアローンモードでの起動時は内部ストレージからコンフィグを読み込みます。

SMFv2 ModeSMFv2モードでの利用

SMFv2モードでのコンフィグ管理はSACMコントロールパネルで行うため、通常はシェルでのコンフィグ操作は無用です。

  • SMFv2モードで起動すると内部ストレージに保存されたコンフィグは消去されます。
  • SMFv2モードとスタンドアローンモードとでコンフィグの書式は共通であるため、シェル操作によって編集し外部保存したコンフィグをSACMコントロールパネルのコンフィグに転用することができます。
警告:
シェル上で変更したコンフィグはSACMサービスホストに保存されません。また、シェル操作で変更されたコンフィグの誤りによってSACM操作用接続が切断されると、自動ロールバックが働かずSACMコントロールパネルからのオペレーションができなくなります。