工場出荷時のコンフィグ - SEIL/x86 Ayame(AWS EC2, Microsoft Azure版)
Standalone Mode工場出荷状態、または設定初期化後の起動時に読み込まれる初期コンフィグ
クラウドサービス(AWS EC2またはMicrosoft Azure)環境かつスタンドアロンモードで起動したSEIL/x86 Ayameは、工場出荷状態のコンフィグにクラウド環境から読み込む情報が含まれます。
注:
- 工場出荷時コンフィグによる設定状態と、何も設定しない空のコンフィグを反映した状態は異なります。
- SMFv2モードではサービスホストが管理するユーザコンフィグを自動取得するため、本コンフィグを使用しません。
固定のコンフィグパラメータ
option.timezone: "JST"
terminal.login-timer: 300
interface.ge0.ipv4.address: dhcp
sshd.service: enable
route.ipv4.0.destination: default
route.ipv4.0.gateway: dhcp
クラウド環境の情報が反映されるコンフィグパラメータ
hostname: <hostname>
sshd.authorized-keys.0.pubkey: "<publickey>"
- <hostname>
- クラウド環境上のホスト名が反映されます。
- <publickey>
- Secure Shellユーザの公開鍵について、クラウド環境上に登録されいるユーザ(管理者)の公開鍵から4個まで反映されます。
AWS EC2環境から反映されるコンフィグの詳細
- ホスト名
-
インスタンスの「プライベート IPv4 DNS ホスト名」が次の書式で反映されます。
- us-east-1リージョンの場合:
ip-<private-ipv4-address>.ec2.internal
- 例:
ip-10-42-0-10.ec2.internal
- 例:
- 他のリージョンの場合:
ip-<private-ipv4-address>.<region>.compute.internal
- 例:
ip-10-42-0-10.ap-northeast-1.compute.internal
- 例:
- us-east-1リージョンの場合:
- SSH公開鍵
- インスタンス作成時に指定または作成されたキーペアの公開鍵が反映されます。
- 外部で生成済みのキーペアを使用するには、事前にキーペアをAWSに登録しておく必要があります。
Microsoft Azure環境から反映されるコンフィグの詳細
- ホスト名
- 仮想マシン作成時の「仮想マシン名」が反映されます。
- SSH公開鍵
- 仮想マシンを作成した時点で管理者アカウントに設定されている「SSH公開キー」が反映されます。