最小構成コンフィグの設定

Standalone Mode工場出荷状態のコンフィグ(factory-config)は、初期設定のためにユーザインタフェースへアクセスしやすくする目的で いくつかの機能が有効化されるよう設定されています。それと異なり、可能な限り機能を無効化した最小構成を設定する手順を説明します。

始める前に

最小構成ではTELNETなどのリモートログイン機能が無効化されます。シリアルコンソール以外で操作する場合は、作業中のセッションを終了するとそれ以降リモートログインできなくなります。

手順

最小限のコンフィグをロードする
# load-from stdin
please enter data ("." for end of data)
hostname : ""
.update?[y/N] y
#
  • hostnameキーのみ設定するコンフィグを標準入力から読み込むという操作になります(値を指定しないためhostnameも無設定になります)。
  • 行頭で"."を入力すると"update?[y/N] "と表示され、"y"を入力すると動作中のコンフィグに反映されます。
  • 設定内容を、"show config"コマンドで参照してください。

次のタスク

以上で操作は終了です。

注:
  • 最小構成では各ユーザインタフェースが無効化されるため、シリアルコンソールからのみユーザインタフェースにアクセスできます。作業を終える前にIPアドレス等の初期設定を行ってください。
  • "save-to flashrom"コマンドで内部ストレージに保存してください。